株の空売りとは

株の空売りという言葉をよく聞きますが、どのような意味を持っているのでしょうか。今回は、初心者なら知っておきたい空売りという意味・システムについて解説いたします。

空売りの概要

株の空売りとは、実際には持っていない株式で株取引ができる信用取引システムの1つです。本来ならば株を持っていないので株取引は株を手に入れるところから始めなければならないのですが、空売りでは証券会社から株を借り売却するところから始まります。実際には手もとに株式がない状態なのに売却という作業から始まることから、「空売り」と呼ばれているのです。

空売りのシステムとは

株の空売りでは、次のようなシステムになっています。

1.証券会社から株を借りる

売買したい株を証券会社から借り、借りた株を「売却」します。

2.市場の動向を見る

自分のもうけが出る、もしくは損切りをするタイミングを見計らいつつ、市場の動向を見守ります。

3.株を購入する

空売りした株は借り物であるため、返却しなければなりません。そのため市場から株を買う必要があります。売却時と購入時の差額が利益となります。

空売りの制度には2種類ある

空売りの制度には「制度信用取引」と「一般信用取引」の2種類が存在します。制度信用取引では、証券取引所が認定した銘柄ならばすべて取り扱いがありますが、6か月以内に返却をしなければなりません。一般信用取引は証券会社ごとに取り扱いの銘柄や返却期日が異なり、原則無期限で貸してもらえることもあります。