株を買うのであれば高配当の株を選びたくなりますが、急いで手を出す前にこの記事を読んで買ってはダメな高配当株の特徴を理解してみましょう。株式投資の失敗が減るはずですよ。本記事の配当金額の情報は、2018年8月9日時点でのYahoo!ファイナンス情報(参照)を利用しています。

参照:Yahoo!ファイナンス情報

今は割高感の強い株

銘柄:大正製薬ホールディングス株式会社

配当金額:110円(1株あたり)

医薬品を扱うメーカーで有名でもあるメーカーなのですが、現在の株価に対し妥当とされる株価がもっと安い価格であるため、たとえ1株あたり110円の配当金を得ようとも、株価が下落してしまったら配当金だけで取り戻すまでに何年もかかってしまいます。現在の株価が11,720円、目標とされる株価が9,507円であるため、差額は2,218円。今は割高感が強いため、買い時ではありません。

株価の予想幅が広い

銘柄:株式会社シマノ

配当金額:150円(1株あたり)

スポーツ用品メーカーでこちらも有名なのですが、先に紹介したような割高感の強い株と違い、現在は非常に株価が非常に安定しており、一見すると買い時のようにも見えます。しかしながら妥当とされる株価が上に1,000円、下に2,000円ほど、合計で3,000円ほど振れ幅があるため、明日はどう株価が変動するのか一週間後はどうか、長期的に保有すればするほどわかりにくくなってしまいます。高い配当金を得るためのリスクでもあるのですが、できるだけ株価の予想幅が狭いものを選んだ方が、失敗しにくくなります。

購入しにくい割に利回りが悪い

銘柄:日本ビルファンド投資法人

配当金額:9,620円(1株あたり)

配当金額だけを見るととんでもない額に見えてしまいますが、流通している株式の数も少ないだけでなく、株価も619,000円と非常に高いです。初心者がいきなり購入するには、敷居の高すぎる株と言わざるを得ないでしょう。利回りも1.55%と特別高いわけでないため、同じだけ株式投資できる余裕があるのであれば、配当金額だけを見ず、もっと利回りの高い株に投資をすべきでしょう。

流行に左右されやすい

銘柄:任天堂株式会社

配当金額:3,740円(1株あたり)

これは任天堂の株なのですが、流行に左右されることが多いため、配当金目当てにするのであればおすすめはできません。ただし株式投資として短期間でも売買をするつもりなのであれば、十分に買う意味のある株式に変貌はします。たとえばNintendo Switchが発売される、人気ゲームソフトが発売されるといった任天堂に有利な「一般の方でも多くの方が参加する流行」があれば株価は上昇しますが、特段流行がない時期にはあまり高い株価をつけていません。流行に左右され株価の変動も激しく、買い時や売り時が難しいため、株式投資初心者は避けるべきです。

一見安定しているように見える株

銘柄:株式会社SANKYO

配当金額:150円

遊戯機器メーカーで配当利回りも3.48%と、十分に高い株です。また株価を見ても直近では5月に一度大きな上昇を見せていますが比較的安定しており、一見すると安定して利回りも高い優良な株のように見えます。ですが遊戯機器メーカーの特性上、かなり大手の企業ではあるのですが、いつ製造が中止になり株価が急落するのか不透明であるため、株の知識だけでなくメーカーのこともよく調べている中級者以上でないと、配当金ばかり見ていると失敗しやすい株と言えるでしょう。